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寂光院

建造物/おすすめ
奈良の道昭和尚が白雉5年(654年)に孝徳天皇の勅願により七堂伽藍を建立されたのが始まりです。以来、千手観音を中心とする霊山として信仰を集めてきました。時は移り変わっても、凛とした霊気あふれる山寺であるのは今も昔と同じです。そんな中で、観音さまに我々のこころ深くにある「願い」を静かに祈る場所であります。寂光院の名前が一躍世に出るのは戦国時代。永禄8年(1565年)には織田信長公が柴田勝家らを伴って参詣の折、清州城(当時の信長の居城)から鬼門の方角に当たる当山を鬼門鎮護の霊刹として黒印50石、山林50町歩を寄進されました。本堂脇の展望台からは犬山城に加え、小牧城や岐阜城(金華山)までも見渡せる場所。軍略的な意味合いからも、信長公は寂光院を守っていただいたようです。風格・静寂な山寺の趣。四季折々の美しさは格別です。3月末からのソメイヨシノに始まり、4月上旬~中旬にかけての ヤマザクラ、可憐でなんとも美しい紫色のヤマツツジ、4月下旬から5月連休の頃の清楚に群生するシャガ、紫陽花やサルスベリ等々。とりわけ犬山寂光院は別名「尾張のもみじでら」と呼ばれ、境内にあるモミジは約1,000本、 特に巨木が多くて葉が細かく、色鮮やかに染まるので見応えも十分です。また、秋の紅葉に劣らず、4月中旬~5月上旬の新緑・若葉の頃は実に爽やかで鮮やかです。今では秋のもみじに対して、「青もみじ」と称され、この時期にお参りになる方々が多くなりました。
住所
愛知県犬山市継鹿尾杉ノ段12
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